2024年6月25日から27日まで、台湾で「グローバル協力訓練枠組み(GCTF) 民間防衛訓練の向上と強化」国際ワークショップが開催された。このワークショップは、台湾外交部、米国、日本、豪州、カナダ、そしてフィンランド等の国々によって共同開催され、内政部警政署も協力している。27か国のVIPと台湾の民間防衛に関係する訓練要員の合計260名あまりが参加した。
ワークショップでは、国家安全会議の徐斯儉副秘書長と共同開催国の駐台代表が開会の挨拶を述べ、台湾と海外の講演者が民間防衛訓練の経験を共有し、カリキュラムの設計、運用、検証を深く議論した。
このほか参加者は、警報伝達システムの運用、避難施設の計画と管理、民間NGO協力の運用メカニズム等のテーマについて意見交換を行った。最後に、海外のVIPは台湾の民間防衛タスクフォースの北部地区訓練センターと台北メトロの民間防衛駅である西門駅を訪問し、台湾の民間防衛訓練と民間防衛施設を実地で理解した。
国際情勢の目まぐるしい変化と気候変動の脅威の下で、社会全体の強靭性と緊急対応能力を強化することは重要である。台湾と理念が近い国々は今後も、手を取り合って協力し、GCTFプラットフォームを通じて国際交流と協力を促進し、各国の社会全体の防衛強靭性を強化し、強くて力があり安全な社会を築き、世界の平和と安定を維持する。