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インテリジェンス

オースティン国防長官、ウクライナとの会談でアメリカのウクライナへのコミットメントを強調

2024年07月10日

2024年7月2日、アメリカのオースティン国防長官は国防総省においてウクライナのウメロフ国防相と会談を行い、ウクライナへの新たな安全保障支援策を近々発表すると述べた。この支援は、23億ドル以上となり、追加の防空ミサイルやその他の重要な弾薬を含んでいる。

この防空能力は、ウクライナが戦争の重要な局面で必要なものを確保するために、他の同盟国やパートナーへの武器提供の順序変更を国防総省が決定したことにより、前倒しされたスケジュールでウクライナの前線に届けられることになる。オースティン国防長官は、アメリカは約50の同盟国やパートナーと共にウクライナを支援し続けることを強調した。

 

この会談は、NATO加盟国が来週ワシントンで開催するサミットに向けた準備を進める中で行われた。NATOはウクライナの長期的な防衛要求に対応するためのさらなる措置を正式に決定する予定である。NATOストルテンベルグ事務総長は、先月、ウクライナの将来の安全保障支援と訓練の調整をNATOが主導する計画に合意したと述べた。

また、2024年6月には、イタリアで開催されたG7サミットに出席したアメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が安全保障協力に関する10年間の二国間協定に署名している。オースティン国防長官は、この協定はアメリカの「ウクライナに対する強力で持続的な支援」を反映していると述べた。

出典:U.S. Department of Defense, 2024, "Austin Underscores U.S. Commitment to Ukraine in Meeting With Counterpart"(元記事公開日:2024/7/2、米国)

出典URL:https://www.defense.gov/News/News-Stories/Article/Article/3825094/austin-underscores-us-commitment-to-ukraine-in-meeting-with-counterpart/