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インテリジェンス

イスラエルと中東駐留部隊を防衛するための米軍の態勢構築

2024年08月21日

2024年8月2日、米国国防総省は空母「エイブラハム・リンカーン」打撃群が「セオドア・ルーズベルト」打撃群と交代することを発表した。オースティン国防長官は、弾道ミサイル防衛能力を持つ巡洋艦と駆逐艦を米国欧州軍地域および米国中央軍地域に配備し、追加の戦闘機部隊を中東に派遣することを命じた。

 

8月5日の記者ブリーフィングにて、国防総省のサブリナ・シン副報道官は、米国が中東地域での防衛力を強化し、イスラエルの防衛を増強するために艦船と航空機を移動させていると述べた。

また、シン副報道官は、オースティン国防長官が8月4日にイスラエルのヨアヴ・ガラント国防相と会談し、米国のイスラエル防衛に対する強固な支持を再確認したと述べた。シン副報道官によると、「彼らは米軍の防衛力強化と抑止力のための動きについて議論し、地域の緊張を緩和するための必要性を強調した。また、ガザでの停戦と人質解放の合意に対する強い支持も表明した。」

 

これらの一連の動きは、米国が中東地域での防衛力を強化し、イスラエルの防衛を増強し、地域の緊張を緩和するためのものである。

出典:U.S. Department of Defense, 2024, "U.S. Posturing Assets to Defend Israel, U.S. Forces in Middle East"(元記事公開日:2024/8/5、米国)

出典URL:https://www.defense.gov/News/News-Stories/Article/Article/3861991/us-posturing-assets-to-defend-israel-us-forces-in-middle-east/